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家の具 家具(文化デザイン)

ちゃぶ台 復刻版 Reproduce

茶袱台(ちゃぶだい)は、4、5人が床座で向かいあう円形または方形の台である。甲板の厚い板の下に貫がその反り止めを兼ね、4本脚が付いたものが主で、この脚は折りたたみできるものも多い。
茶袱台が普及したのは明治に入ってからで、都市部から普及し、全国的に使われだしたのは、大正中期から昭和初期になってからである。
なぜなら、日本人の食事習慣を歴史的にみた場合、身分制度という序列があり、一つの食卓に向かって、一緒に食事をするという習慣は極めて少なかった。
中世の頃、禅宗寺院で飯台というものが使われだし、そして、禅僧と接触の多い茶人達によって、茶会などでも使われるようになった。
寺院での食事用の台として、飯台は一般的であったが、一般大衆では家族の中でも、必ず厳然たる身分的序列があったため、大正中期頃からの普及となった。

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